販売期間：2025年11月下旬まで
※原料在庫の状況により期間終了前にご注文受付を締め切ることがあります。あらかじめご了承ください。
【サクラケムシ（モンクロシャチホコ幼虫）＆糞使用】
毎年恒例の
蟲菓シュトレン新作、今年は主役にサクラケムシ（モンクロシャチホコ）を据えた「桜香る バラ科のシュトレン」をお届けします。
▼参考：過去に発売したシュトレン（2025年時点）
2022＆2023：
山椒香る 渋皮栗と甘納豆の和風かいこシュトレン
2024：
2種のこおろぎモーンシュトレン
******
【サクラケムシとは？】
桜やスモモなど、バラ科樹木の葉を食べ尽くしてしまう“害虫”として知られるサクラケムシ。
赤黒い体色やまばらに生えた黄白色の毛など、見るからに毒々しい「ザ・毛虫」な見た目も手伝って（実際には毒を持たないにも関わらず）、人々に嫌われがちな昆虫の一つです。
そんなサクラケムシですが、昆虫食愛好家にとっては貴重な「秋の味覚*」として珍重されている一面もあります。*幼虫の発生時期は8月下旬〜9月頭
幼虫の消化管に残った未消化物（食草である桜の葉が半消化されたもの）はほのかに桜の香りがし、周囲の肉部分を噛み締めると茹で豆のように優しい味わいが滲み出す、まさに“歩く桜餅”です。
******
そんなモンクロシャチホコの幼虫本体と糞（桜虫屎茶）をW使用しました。
新鮮な桜の葉をモリモリと平らげる桜毛虫から排出される糞は数時間おきに回収し、しっかり乾燥させてから残渣（葉柄や脱皮殻など）を丁寧に除去。
幼虫本体は新鮮なうちに冷凍〆後、加熱処理をしてから可食部を濾すことで滑らかなペースト状に加工します。
※幼虫の外皮も食用可能ですが、今回は舌触りを優先し内容物のみ使用しています。
これらを生地やマジパン（砂糖とアーモンドパウダー、卵白を練り合わせた餡状のペースト。シュトレンには欠かせない素材の一つです）に配合することで、桜由来の自然な芳香を楽しめる華やかなシュトレンに仕上がりました。
具材に使用している2種のフルーツ（アプリコット・チェリー）はいずれも桜毛虫の食草となり得るバラ科の果実でまとめ、さくらんぼを主原料とする蒸留酒・キルシュに漬け込んでいます。
まさにモンクロシャチホコの好む「バラ科づくし」の一本となりました。
※仕上げのデコレーションに使用しているフリーズドライ桜パウダーを除き、生地内に桜毛虫由来“以外”の桜原料は一切使用しておりません。
春が待ち遠しくなるような桜風味たっぷりのシュトレンを、あえて冬に食べる贅沢をご体験ください。
【シュトレンの食べ方】
� 平�べ始めのみ）真ん中から二つに切り分ける
�� 半分に切ったものを、カット面から1枚ずつ交互にスライスしながら食べる（1カット1cm目安）
�� 残ったシュトレンは切り口を合わせ、ラップ等でぴったりと包んでから保存袋に入れ、冷暗所（15℃以下の日の当たらない室内）または冷蔵庫で保存
�� ��〜��を繰り返し、両端が一番最後になるように食べ進める
こうすることで雑菌の繁殖や乾燥を最小限に抑え、おいしさを長く保つことができます。
※開封後はなるべく早め（1週間以内を目安）にお召し上がりください。
※お届け直後や冷蔵庫から取り出してすぐの間は生地が固く締まった食感となっておりますが、食べる直前に（2〜30分ほど）室温に置いておくことでしっとりとした食感が戻り、一層美味しくお召し上がりいただけます。
【商品名】桜香る バラ科のシュトレン
【原材料】小麦粉(小麦(北海道産))、バター、粉糖、アプリコット、牛乳、ドライチェリー、キルシュ、グラニュー糖、アーモンドパウダー、甜菜糖、卵、ドライイースト、モンクロシャチホコ幼虫ペースト(群馬県産)、モンクロシャチホコ幼虫糞(群馬県産)、食塩、桜花塩漬パウダー／着色料(ベニコウジ色素)、(一部に小麦・卵・乳成分・アーモンドを含む)
【アレルギー表示対象品目】小麦、卵、乳、アーモンド
【内容量】1本（約300〜320g）
【賞味期限】製造日から3週間
【保存方法】冷暗所で保存（開封後は冷蔵保存推奨／なるべくお早めにお召し上がりください）
【配送方法・温度帯】冷蔵便（10℃以下）
→
送料について
【昆虫入り焼菓子に関するご注意】
・
使用昆虫についての詳細はこちらのページをご覧ください。
・昆虫は甲殻類と非常に近い成分を持つ生物です。えび・かに等のアレルギーをお持ちの方は必ず少量からお試しいただくか、ご購入をお控えください。
・昆虫由来の原料は基本的に粉末やペースト状のものを使用し、“昆虫のすがた”が見えないようにしておりますが、時折やや大きめ（1〜2mm程）の欠片が混ざることがあります。これらは原料昆虫の翅や外骨格由来のものですので、味や品質に影響はありません。
・本商品は小麦、大豆、卵、乳を含む商品と共通の設備で製造しています。
